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もじ・かずのとりくみ

「もじ・かずのとりくみ」とは文字や数を覚え暗唱することではなく、文字や数に興味を持ちひとつのものに対しいろいろな発想力・想像力を身につけ、それを言葉で表現し子どもの言葉が豊かになることを目標とし、園全体で年齢に応じた取り組みを行っています。

乳児での取り組み

乳児での文字の取り組みは歌や絵本に出てくる動物や身近なものを絵カードで「かえるの か 」「うさぎの う 」と、ひとつひとつ丁寧に知らせています。数の取り組みでは遊びの中で大きい・小さいや長い・短いなどの基礎語を伝え、気づけるように働きかけています。

絵カードを指さす0歳児歌に合わせて絵カードを指さす0歳児

0歳児では歌を歌いはじめると、歌に出てくる動物の絵カードを指差し「かー(える)」「うー(さぎ)」と知らせ、今ではカード以外でも同じものを見つけると指を差し同じであることを知らせるようになりました。

1歳児は、絵と物が一致するようになり「うさぎ」「いす」と言葉にして言えるようになりました。

2歳児は、絵もじカードの文字にも興味を示し、名前や絵本を見て同じ文字をみつけると『くまの「く」だよ』を文字を指差し覚え始めました。

幼児での取り組み

幼児では、絵もじカードを使い同じ音で始まる言葉あつめや名前や物の文字あつめ等の言葉遊びをしたり、数の取り組みではどちらが増えたか・減ったのはどっちか等高度な基礎語が身につくよう働きかけています

先生と一緒に言葉遊びする幼児クラス同じ音で始まるのはどれかな?

生活の中でも気づいた事や感動した事を言葉で伝えられるように引き出すことで、散歩に行き色づいた柿をみつけると「オレンジ色の柿だよ。甘いかなぁ」「おいしそうな柿だね。食べてみたいなぁ」と自分の思いや感じたことを今までよりも積極的に言えるようになってきました。
 

子ども達が体験からいろいろなことを感じ学び成長する姿に私たちは日々感動しています。これからもたくさんの言葉を身につけ、園目標である心豊かで意欲的な子供になってほしいと願っています。

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