壮大なるプロジェクト もしものときに・・・
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災害時の対応について考える -1- 薪でお湯を沸かす H27.9.29
4月からもしもの時に備えて、非常食を食べる、ラップを食器代わりにする、水・電気・ガスの大切さを話し合うなどを行ってきました。今度は災害時に起きる問題のひとつ「ガスが使えないとき」どうするか・・・を実際にやってみることに。
薪を組もう
燃えやすいように薪の太さを変えて組んだり、「空気の通り道を作ってあげないと火はつかないよ」と副園長からレクチャーを受ける子ども達。 興味津々、目が輝いていました。 |
点火! 無事に火がつきました
火が起きたとこを見て「わぁ~」と感動の声。 「危ないから近づかないよ」と注意する子、煙や「ちょっとくさい?」と薪の燃える匂いに気づく子、色々な子供の顔が見れました。 |
お湯が沸いた!
災害時を考えて、不安定な場所での食事も体験。園庭で、どうしたらこぼさないか・・・ 一人ひとりが考えて、いつもより緊張しながら食べたおやつの時間でした。 白湯のお味は・・・ 「おいし~い」とみんなが絶賛していました。 |
災害時の対応について考える -2- 薪でかみなり汁作り H27.10.22
火おこしをもう一度体験
今度は料理名の由来を体験できる取り組みを計画。
なぜ「かみなり汁」というのか・・・子ども達の目は「?マーク」でいっぱいでした。
かまどの準備なら・・・
「かまどの準備手伝って~」と声を掛けると近くで遊んでいた4歳児の子ども達が 「手伝うよ!任せて!」と薪を組み立ててくれました。 前回のお湯を沸かした時一度見ただけの作業なのに、てきぱきと頼もしい限りです。 |
名前の由来は・・・
いよいよ語源となった雷が落ちます。 ごま油を熱した鍋に豆腐を投入 <ばり・ばり・ばり~>と大きな音が園庭に広がります。 「かみなりの音だ~」と子ども達は大興奮!! |
大事な呪文も忘れずに
だいこん、にんじん、だし汁を加えたところで、 突然・・・聞こえてきたのが「おいしくな~れ」の呪文のことば。気がつけば大合唱になっていました。 もちろん、給食の時間はかみなり汁の話でもちきり。 「おいしい」「おかわりしちゃった」とうれしい声がたくさん聞けました。 |
これからも、いざという時のためにも避難訓練と共に子どもの命を守る取り組みをしていきます。
災害時の対応について考える -3- 紙で容器を作り使ってみる H28.2-3
水が使えない状況で、いかに食中毒に気をつけるかも重要です。
食器を洗わずにすませる工夫として紙容器を作り、それを使って食べてみました。
4歳児が体験
4歳児に紙容器作りは難しかったようで折り進めていくと、最後の紙をひっくり返す作業には手間取って 「できな~い」と大騒ぎ。 コツをつかむまで練習しました。 |
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H28.2.17 いよいよ本番! でもその前にもう一度練習! もう泣きごとは言わないで、自分たちで黙々と上手に仕上げていました。 |
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お皿にのせた大学芋を「少ない」もっと食べたいと言いながらお皿が破けないように気をつけ、手も汚れないように工夫して食べていました。 |
さすが5歳児
H28.3.18 5歳児は練習なしです。 さすがは5歳児、てきぱきと作り上げていきました。 作業中も余裕の会話。 「鶴の折り方に似てる」「飛行機みたい」「めがねになった」「宝石みたい」と次から次へ想像力発揮です。 |
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出来上がった紙容器にラップをかぶせその中におやつの「チーズサンド」を入れ、席まで運ぶのも練習です。 普段とあまり変わりない落ち着いたおやつの時間になりました。 |
子どもの災害に対しての考えを知る良い機会となりました。子どもの言動は私たちの想像を超え戸惑うこともありましたが、この体験が子ども達の生きる力につながることを期待します。